今日もまた1日小麦の中耕に追われました。
1日やったお陰でようやく小麦の中耕を終える事が出来ました。
綺麗になってすっきりとしました。
江戸時代の農業書に「一粒万倍、穂に穂」という川合忠蔵という人の書いた
1786年(天明6)の本があります。
その中の一節に、「麦の中耕は麦のためばかりでなく、その目的の8割は夏の作物の生育にある。麦の中耕を何度もしておけば夏作物は湧き出るように育つ。夏作物の中耕を何度もしておけば、翌年の麦の生育を助ける」
というフレーズがあります。
やはり、耕して空気に触れさせることも大切なのでしょう。
好気性の菌たちの活躍があるのかなと理解しています。
実際、管理機を使っての耕運でも2反で延べ7時間近くかかっています。
ただ単に草を抑える以上の意味があるのでしょう。
私たちも重要な意味づけをして取り組みました。
耕していない人は周りの草を刈ったり。
静かな山にエンジン音が轟きます。
また週末天気は下り坂らしいので苗の成長が少し心配ですが、
畑にいる作物にとっては恵みの雨です。
自分達が作物を作るというより、自然が育てるサポート、ケアをしているというイメージが近いかもしれません。
気候の状況や、畑の状態をよく観察しながら小まめに手をかけるのが重要なのでしょう。
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