今日は二ローネマルシェの日。
自分も店頭に立ち、販売をしましたが、毎度とても勉強になります。
こちらから声をかけても大抵の人は口元に申し訳程度の笑みを浮かべて立ち去ります。
なかなか話が盛り上がるというのは、少ないです。
話が盛り上がるのは50歳より上の淑女の方々が多いです。男性は伏し目がちに
立ち去る方が多いです。
それも当然といえば当然でしょう。空気の読めない店員に捕まって、面白くもない
営業トークを聞かされた日にゃあ、せっかくの休日の出鼻がくじかれるというものです。
みなさん無意識のリスク管理をなさっているのです。
野菜の直売所ですので、扱う商品は野菜です。
野菜ですから、女性のかたがほとんどですが、中には旦那さんの意見を聞いたり、
男性が買っていかれることもあります。
男性の方でも料理をする方は野菜を物色する目つきが違いますので、
すぐに分かります。
しかし、多くは素通り、良くて口元の笑み、会話に発展する方は天使クラス
と言って良いでしょう
もちろん野菜を目当てに覗いてくれるかたも多くいらっしゃいます。
この人たちには、営業のトークや商品の説明すら必要でない場合があります。
それでも、「採れたてなので美味しいですよ」とか「地元で販売しているので
この値段で提供できているんですよ」くらいは伝えるかもしれません。
ポイントは迷っている人です。
この人たちには細かな商品説明やレシピを伝えることが必要です。
今日で言うと「はやとうり」のレシピや里芋の亜種である「セルべス」の説明、
いかにイメージの沸く具体的で美味しいイメージを伝えられるかが鍵になります。
「それならもらっていこうかしらん」「うちでもやってみようかしらん」と思わせなければ
ならないのです。
販売はコミュニケーションが最重要です。
付加価値をコミュニケーションで生み出す技術です。
二ローネマルシェでは職探し中の若者の就労体験の場になっていますが、
コミュニケーションの基本は笑顔です!旅の恥はかきすてとばかりに頑張っています!
矢野顕子さんの歌です
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