ニローネプロジェクトが今日から始まりました。
初日ということで顔合わせ。 メンバー同士の自己紹介、抱負、今後に向けて、などなど。
小さな目的の達成の積み重ねから、大きなビジョンを描いていく。 そんなことを話し合いました。 さて、いよいよわれらが初の種まきは小豆畑と称される山の麓の見晴らしがいいところ。
大根10列、カブ1列、ミニ大根2列、ラディッシュ1列。
わりかしみんなでテンポよく作業ができたかなと。
野菜の種をまくことで今後の人生にむけての種もまく。
ニローネの風に吹かれてどこへ 行くのやら。
「セラヴィ c'est la vie」とベルモンドのごとくつぶやくか。
そんな気分になったのは、今こうして古民家でスピーカーから流れてくるジャズピアノ を聴きながらモードをOFFにして一日を振り返ってみれば、気が張っていたな、「我ん張って」いたなと思ったから。 そうなっていると、「ああしなくてはこうしなくては」と自意識過剰になり、自分のフィルターが詰まりがちだ。
自分でも心に不確かなことを闇雲に話す感じが気に入らない。
相反する、目的をたてて実行していく緊張性と、「ゆっくりと、適当に、気楽に」やっていく弛緩性を自分なりにミックスしてやっていく。とまあ今日はこんな結論にいきついたところで、他の雑用は一切放擲し、ジョン・アーヴィングの小説世界に埋没することに決めました。
そんなわけで、開高健曰く。「悠々として急げ」。
気張ってもうまくいかずに自己嫌悪。適当にやりすぎても痛い目を見る。 今までに何度も経験したことだ。
たしかに6か月という期間はのんびりやるには短く感じるが、自分のアンテナとフィルターを良好の状態にもっていかずには、なかなか次の展望も見えてこないだろう。
そこで大先生の含蓄のある言葉に、深々とひれ伏して今日はしめくくりたいと思います。 それではまた。
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