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風のすみか農場

神奈川県旧津久井郡韮尾根(通称ニローネ)にて無農薬、無化学肥料の自然栽培を実践中。

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ニローネ風のすみか農場より ~津久井の春~


気づけば津久井も桜が満開!
今日は快晴で陽はあたたかく、風は涼しく、ナイスチャリンコデイemoji

畑(通称あずき畑)を見てきました。少し芽がでています!その調子でemojiemoji
 近くの集落の白木蓮。  春色鮮やか。
 お寺の境内のしだれ桜。 津久井の市街地を望む。
 ふりかえれば桜。 背後も。 
以上、津久井の春を少しお届けしました。
明日以降また天気は下り坂のようですが、野菜が育ってくれれば。
それではまた。
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ニローネ風のすみか農場より ~雨降りの夜に三谷幸喜の映画をみて

今日は夜から待望の雨が降り、作物にも恵みの雨となったことでしょう。
よかったです。
そして明日はお休み、ナイトタイムは解さんからお借りした三谷幸喜の「大空港2013」
を観ました。

滅法おもしろい!

次から次へと途切れなく起こるハプニング。
登場人物のキャラクターがこれでもか!というぐらいに裏切られて、笑わせられ、
ある意味リアリティーはないのだけれど、でも家族ってこんな風にはたから見たら変わってる
もんだよなあなんて共感もしたりして、最後はなんだかほのぼのとした気分に。
(「第三の男」のテーマがエンディングに流れてそれに拍車をかける。)

この映画は登場人物も多彩で、観る人によって見るポイントやツッコミどころが違いそう。
オススメです!
人生は意外性に満ちているということで・・・
LIFE IS X. リバプールの空より





ニローネ風のすみか農場より FESTINA LENTE ~悠々と急げ~

ニローネプロジェクトが今日から始まりました。
初日ということで顔合わせ。 メンバー同士の自己紹介、抱負、今後に向けて、などなど。
小さな目的の達成の積み重ねから、大きなビジョンを描いていく。 そんなことを話し合いました。 さて、いよいよわれらが初の種まきは小豆畑と称される山の麓の見晴らしがいいところ。
大根10列、カブ1列、ミニ大根2列、ラディッシュ1列。
わりかしみんなでテンポよく作業ができたかなと。
野菜の種をまくことで今後の人生にむけての種もまく。
ニローネの風に吹かれてどこへ 行くのやら。
「セラヴィ c'est la vie」とベルモンドのごとくつぶやくか。
そんな気分になったのは、今こうして古民家でスピーカーから流れてくるジャズピアノ を聴きながらモードをOFFにして一日を振り返ってみれば、気が張っていたな、「我ん張って」いたなと思ったから。 そうなっていると、「ああしなくてはこうしなくては」と自意識過剰になり、自分のフィルターが詰まりがちだ。
自分でも心に不確かなことを闇雲に話す感じが気に入らない。
相反する、目的をたてて実行していく緊張性と、「ゆっくりと、適当に、気楽に」やっていく弛緩性を自分なりにミックスしてやっていく。とまあ今日はこんな結論にいきついたところで、他の雑用は一切放擲し、ジョン・アーヴィングの小説世界に埋没することに決めました。
そんなわけで、開高健曰く。「悠々として急げ」。
気張ってもうまくいかずに自己嫌悪。適当にやりすぎても痛い目を見る。 今までに何度も経験したことだ。
たしかに6か月という期間はのんびりやるには短く感じるが、自分のアンテナとフィルターを良好の状態にもっていかずには、なかなか次の展望も見えてこないだろう。
そこで大先生の含蓄のある言葉に、深々とひれ伏して今日はしめくくりたいと思います。 それではまた。

フィールド計画

去年までの風のすみか農場での作付けは年間約60種類以上の作物
を生産し、少量多品種の野菜を作ることで農場の生態系のバランスを
とることに主眼を置いた計画をしてきました。

 同時に固定種の種を使用し、在来種の種の保護や野菜を未来の社会に
つなげていくというミッションを掲げて生産活動に取り組んできた側面も
ありました。

 結果的には、在来種の種を使用し多品種の作付けを行うことはF1種に比べ、
土地に固定していないので、地域での生産に向いていない(時間がかかる)という
ことが分かったり、肥料に関しても座学で学んできたことが実際のフィールドでは
なかなか教科書通りにいかないことが出てきたり、多品種に必要な細かなケアが
行き届かなかったりと課題が多く見えたものでした。

 他にも、ハウス、温床での育苗のできる設備の不足は出荷時期の大幅な遅れに
つながったり、なるべくメタボリックを避けてきた施肥は、栽培作物にとって充分な
生育環境を整備できなかったりとこれまた次シーズンへの課題が見えてきました。

 踏まえて、今シーズンは若者を始めとするゲストの居場所と学びの場となるフィールド
作りを目指し、

 ①早い時期の苗は無農薬・有機栽培の種苗業者から確保する

 ②施肥は10aあたり300kgの完熟堆肥を施す(昨年の8倍~10倍)

 大きく土作りに関しての方針を具体的に改革していきます。

 また、鳥獣被害も多く経験しましたので

 ③特に被害の激しい山際、沢沿いの耕作地に電気柵を設置

 種に関しても

 ④土地にあった品種選び、種芋や自家採種の種の管理の徹底

 ということを肝に銘じて春からの生産に取り組んでいきたいと考えています。

 まず最初の目標は自前の食事業(風のすみか・風のえき)への確実な供給・出荷から
です。ここをクリアした先にまた新たな地平、目標が見えてくるのだと思っています。
同時に耕作地を管理することは、地域社会に責任を負うことになります。
 しっかりした耕作地の管理が行えることは、地域での信用性の確保につながります。
具体的には、耕作地の周りの除草や耕作地オーナーへのフォローなどですが
ここにも充分な意識を持って取り組んでいきたいと思います。



Bob dylan [Dignity]

お正月

皆様、新年明けましておめでとうございます。
 
さて、農場の新年1発目の作業は麦踏みでした。
今年は早く霜が降り、例年通りの時期に撒いた麦が、なかなか大きくなってくれず、
麦踏みのタイミングがありませんでした。
 大きくならない麦は霜で上がってしまい、日が出てきて霜が溶けた所を踏もうとすると
足にくっついたりして、そのまま根が外れてしまいそうだったからです。
もう少し大きくなってから踏もうと決め、年明けの1発目に行いました。

 年が明けてから見てみると、少し大きくなってはいるものの麦の若葉が土の中に
埋まってしまっているものがあったり、全く姿を消していたりしていました。
 それでも丁寧に全体を、浮いている土を踏み固めるように踏み、全体をおよそ2時間
近くかけて作業を終えました。

 あとはもうひたすら静観、豊作を祈願するのみです。

年明け、農場では餅つき大会を2件行います。
古民家の庭で芋煮をしつつ、つきたての餅をいただきます。

 2月には恒例の味噌仕込み。今年は八郷在来という豆で初めての味噌作り。
こちらも楽しみです。

 また3月以降も、大豆の種まき(6月)、酒まんじゅう作り(9月)、麦撒き(11月)
収穫祭(12月、8月)など定例イベントを盛り上げていきたいと思います。

 今年も1年、どうぞ宜しくお願い申し上げます。     (御)

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