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風のすみか農場

神奈川県旧津久井郡韮尾根(通称ニローネ)にて無農薬、無化学肥料の自然栽培を実践中。

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サトイモの定植




今日はサトイモの定植をしました。
昨年の暮れに畑の隅っこに穴を掘って埋めておいたサトイモを掘り返します。




穴の深さは約1m。
穴掘りは大変な重労働ですが、
菌のあまりいない赤土部分に種芋を入れて保存しておかないと、
冬の間に腐ってしまいます(経験有り)


大人がすっぽり入ります。




冬眠から覚めたサトイモたち↓




それを畝にひとつずつ等間隔に並べていきます。


収獲は年末。
サトイモは長いこと畑にいますが、冬の貴重な食料。
収獲の喜びも倍増です。



イチゴの花も咲きましたー。

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苗とか草とか




今年の春はなかなか暖かくなりませんが、
今日は久しぶりに暖かくて、こんな日は地味な畑仕事も楽しくなります。

午前中はハーブの苗の間引きをしました。



写真はバジルの苗たちです。
この小さなトレーの中に種を2~4粒ほど播いて、
芽がでてきたら一番元気の良さそうなのを選んで、
一本立ちにさせていきます。
せっかく芽を出したのにカットしてしまうのはとても心苦しいですが、
立派な苗に育つためにはしょうがないこと。
なので心を鬼にして(感謝をこめて)バサバサカットします。


午後は畑の除草をしました。




畝間に分け入り、丁寧に草を取っていきます。
不思議なことに草を取るときはまったく心苦しさはなくあるのは爽快感だけ。





畝間の広いところは三角ホーを使って土の表面を削ります。
まだ草がでてないところでも、これで表面を掻いておけば、
しばらく草は抑えられます。
草がでてないところを草刈りするのは傍から見てると不思議な光景ですが、
それがきっと上農です!!




そら豆の花が咲きましたー。




管理からケアへ

今日もまた1日小麦の中耕に追われました。
1日やったお陰でようやく小麦の中耕を終える事が出来ました。
綺麗になってすっきりとしました。

江戸時代の農業書に「一粒万倍、穂に穂」という川合忠蔵という人の書いた
1786年(天明6)の本があります。
その中の一節に、「麦の中耕は麦のためばかりでなく、その目的の8割は夏の作物の生育にある。麦の中耕を何度もしておけば夏作物は湧き出るように育つ。夏作物の中耕を何度もしておけば、翌年の麦の生育を助ける」
というフレーズがあります。
やはり、耕して空気に触れさせることも大切なのでしょう。
好気性の菌たちの活躍があるのかなと理解しています。



実際、管理機を使っての耕運でも2反で延べ7時間近くかかっています。
ただ単に草を抑える以上の意味があるのでしょう。
私たちも重要な意味づけをして取り組みました。
耕していない人は周りの草を刈ったり。
静かな山にエンジン音が轟きます。



また週末天気は下り坂らしいので苗の成長が少し心配ですが、
畑にいる作物にとっては恵みの雨です。
自分達が作物を作るというより、自然が育てるサポート、ケアをしているというイメージが近いかもしれません。
気候の状況や、畑の状態をよく観察しながら小まめに手をかけるのが重要なのでしょう。

野良仕事いろいろ




今日は昨日除草した小麦畑の中耕です。



本年二回目の中耕。
今日はちょっと寒かったけど、
ここ数日間の春の陽気で小麦たちはぐーんと背が伸びてきました。



それから今日は、
他の畑にトラクターを入れたり、だるだるになってしまった電気牧柵の修繕しました。
草が大きくなる前に、畑にうないこみます。







↑電機牧柵がだるだる。続きはまた近いうちに行います。

「上農は草を見ずして草を取る
  中農は草を見てから草を取る
   下農は草を見ても草を取らず」by二宮尊徳

上農目指して頑張ります!!


そして今日はゲストが来ています。
三鷹のフリースペースコスモの子どもたちが、
古民家で一泊です。




なんと、三鷹から5時間かけて自転車で来てくれましたー。

やさい保育園



今日も良いお天気でしたね。
今日も苗の作業の続きをしました。
ズッキーニの鉢換え、トマト、ナス、胡瓜のポット上げなどをしました。
苗半作と言われる位、育苗は大切な作業です。
畑という社会へ出て行くまでの学校と考えるとしっくりときます。
温度管理や適正な水やりなどとても気を使うため、保育園と言えるかもしれません。

最近の気候で勢いを増してきた苗たち。



また今日は麦の中耕の準備をしました。
管理機で耕すので、細かい草はそのままにしますが、大きいものを全て取ってきました。

合間に見えるのは最近出てきたすぎな。


麦を掻き分けての除草です。

家の軒下で見かけた爬虫類。


最近も少しやることに追われる感がありますが、最近スタッフでよく話す話に
5月の頭にやろうというキーワードが出てきます。
牛蒡の播種だったり、ヤーコンの植え付けだったり、また畑の周りの除草だったり。
これは、早くやってしまえば良いということはありません。
適当な時期にやるべき作業のため、やってしまいたい!と、歯がゆい気もしますが、これは仕方の無い事です。
更なる農繁期に向け、また気持ちを新たに引き締め、臨んでいきたいものです。

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